緑内障の予防や進行防止、眼圧抑制に良いとされる食べもの、飲みもの、習慣等を試してみた。その2(その後)投稿日:2022年07月23日 更新日:2022年07月27日
前回投稿から約2ヶ月半
本稿は、2022年5月に投稿した記事(下記)、その後の経過報告です。
上記記事の後、やめたもの、新たに取り入れたものなども追記していますので、ご参考にどうぞ。
それではまず、現状報告から。
現状報告
■直近の視野検査:2022年6月 ー自身3度目ー
「かなり進行しています」と診断された初診時から、ほとんど進行はしていない・・・という診断結果が出ました。
ただし自覚症状としては、けっこう進行したと感じています。
■直近の眼圧:右16 左15 ー2022年7月計測ー
初診時眼圧:右12 左11(2021年8月)
↓
その後少しずつ上昇し、2022年6月には右15 左14に。
初診時の眼圧の7~8割程度に抑えることが出来れば、視野欠損はほぼ(進行せず)抑えることができると言われているようです。
初診時と同程度の眼圧に抑えていても視野欠損が進むのに、少しとはいえ上がっているということはよろしくありませんよね。
前回紹介した眼圧抑制対策一覧
次に前回ご紹介した試み一覧をご紹介します。
1.摂取系(飲み物、食べ物、サプリ等)
ルテイン
松樹皮エキス
瞑想(マインドフルネス)
目を温める
2.良くないとされていること
睡眠時のうつぶせ
歯を食いしばること全般
3.良くも悪くもないこと
カシス/ブルーベリー
それぞれの取り組み『その後の経過』を見ていきましょう。
1.摂取系(飲み物、食べ物、サプリ等)
ルテイン
前回の投稿で、(本稿でも紹介している)『真鍋眼科・婦人科』の真鍋先生が、「「ルテインは、黄斑疾患がある方には非常に有効だが、緑内障にはあまり効果がないと言われている」「緑内障には『松樹皮エキス』が良い」と、発言されていたことをお伝えしました。
そのため、ルテインの摂取方法として毎日取り入れていた『ケール青汁』を週4日に減らし、松樹皮エキスを摂取できるサプリ『グラジェノックス』を同時に取るようになりました。
しかし、その後観た真鍋先生の別動画で、「ルテインは眼圧抑制に効果あり」と話されていたので、「あれ?どっちが正しいの?」と少々混乱。
時系列がわからないため調べようかとも思いましたが、いずれにせよ『ケール青汁』は緑黄色野菜ということで身体に良いだろうと、とりあえず今も飲み続けています。
松樹皮エキス
前回の投稿時、絶対的に良いと思っていた『ルテイン』が、実はそれほどでも無く、それよりも松樹皮エキスの方が期待できると知りました。
とはいえ、松樹皮エキス(グラジェノックス)は高いし、ルテイン接種のために取っていたのは冷凍ケールの青汁。こちらは緑内障に限らず良さそう。
そう思い、現在は週7日の内、4日ルテイン、4日グラジェノックス、(1日は両方接種)というローテーションで摂取するようにしています。
カシス/ブルーベリー
カシスやブルーベリーに含まれるアントシアニンが眼に良いという説は、既に信憑性が薄くなっています。
しかし、緑内障発覚当時購入していた(ニュージーランド産)ベンナード種のカシス(原液)は、とにかく美味しいので今もリピート購入しています。
2.習慣、行動系
瞑想(マインドフルネス)
こちら、効果がよくわかりません。
以前は1日3~5分だけでも行うようにしていましたが、効果が分からないため徐々に回数が減っていき、最近ではほとんど行わなくなっていました。
・・・が、しかし!
本稿作成中に新たな動画を発見。
ここでは、「インドの研究で、毎日1時間瞑想をすると、短期間で眼圧が4~5(25%)下がった」という結果が紹介されています。※眼科の一流雑誌で報告されていたもので、信憑性は高そうです。
目を温める
就寝時のアイマスクは続けています。
夏になり暑くなってきたので、寝ている途中に外してしまっていることが多いですが。 笑
睡眠時のうつぶせ
これについては、「まさか!」ということがありました。
先日、いつもの眼科で眼圧を測った時のこと。
下がるどころかジワジワと上がり続ける眼圧に主治医は
「この傾向は良くないですね・・・」と一言。
でも僕は、本ブログのとおり、眼圧抑制のためできる限りのことをしています。
目薬も忘れること無く使い続けているし。
「ネットで色々調べて、良いということは全て試しています。例えばうつぶせで寝ないとか・・・」と言いかけたところ、
「うつぶせで寝てはいけないのは、別のタイプの緑内障で、あなたの場合関係ありません」とのこと!
さらに・・・
「水分を多量摂取することは、あなたの緑内障には良くないですが・・・」と。
今までの苦労はなんだったのだ・・・
僕の緑内障が『正常眼圧緑内障』だからか?
では他の取り組みも皆意味がないということなのか?
その日も眼科は忙しそうで待っている患者さんも多かったため、それ以上は質問できませんでしたが、次回からは、僕のこの取り組みについて、1つ1つ効果が見込めるのかどうか確認していくことにしました。
歯を食いしばること全般
就寝時のマウスピースは続けていますが、マウスピースを付けていても歯を食いしばることがあるので、「あまり意味ないのでは?」と思うようになり、最近は3日に1回程度の使用になっています。
3.新たに追加したこと
水分の多量摂取(一気飲み)
前述のとおり、主治医の一言で注意することにしました。
一口に『多量摂取』と言っても、どの程度が多量になるのか分かりませんが・・・。
これまで僕が飲酒するといえば、ほとんどがビール。休肝日は作っているものの、それ以外は、ジョッキ5、6杯(グラスなら7~10杯)を、2、3時間で飲んでしまうというペースでした。
水分摂取については、(一気飲み等)過剰接収でなければ大丈夫だと後に知ったのですが、念のため、同じアルコールでもビールより少量で酔っ払える、ワインや日本酒を出来るだけ飲むようにしています。
糖分も少なそうですよね。
カフェインの多量摂取
緑内障になるまでは、毎日缶コーヒーやペットボトルのコーヒーを、1、2本飲んでいました。
カフェインも水分摂取と同じく、過剰摂取でなければ問題ないようですが、僕は一般比でカフェインの摂取も多い方なので、デカフェ(ノンカフェイン)のインスタントコーヒーを購入、出来るだけこれを飲むようにしています。
目の周りのマッサージ
これについては賛否両論、さまざまな方法があるので、僕自身も半信半疑で、お勧めするつもりは全くありません。
※特に頭(ひたい?)を強く押すようなものは眼圧を上げてしまうそうです。マッサージ系の行為を試される方は、個人の責任において行っていただきますようお願いいたします。