コーチングは胡散臭い!? ネズミ講?かつてコーチングで人格形成しプロコーチとして食べていこう!と思っていた僕が今思うこと。※視覚障害発覚当時作成

僕がコーチングに興味を持った理由

※本稿は、2020年(僕が緑内障と診断された頃)に作成した記事です。

僕は45歳の時、約7年間勤めていた会社を辞めることになりました。

その数年前、約7年間付き合っていた彼女にフラれました。

僕は、その仕事も、彼女のことも、すごく好きでした。

会社には愛社精神を、彼女には愛情表現を自分なりに伝えていたつもりで、充分伝わっているものだと思っていました。

しかし、結果的に、双方から「あなたは必要ない」と三行半を突きつけられたのです。

それまでも色々な会社に勤め、活躍もしてきたつもりでした。

数名の女性と恋をし、それぞれ一定期間お付き合いもしました。

暴力を振るったり、犯罪まがいのことをしたことは一度もありません。

それでも『必要なくなった』または『好きじゃなくなった』と言われてしまう。

やはり自分の性格に難があるのか・・・

と猛省しました。

このままではいけない!

自分の性格を変えるか、しっかりとした技術を身につけない限り、いつまでたっても仕事や恋愛が長続きしない人間になってしまう。

そんな時見かけたのが、コーチングの紹介動画だったのです。

※画像はイメージです。

コーチングとは!?

ここでは詳細には触れませんが、簡単にだけお伝えすると、アメリカの大統領や、オリンピックメダリスト、また有名企業の社長など、多くの成功者達も受けている(もしくは過去に受けていた)とされる、目標達成や人格形成スキルです。

コーチングのコーチは、専門分野の実績や知識が無くても、あらゆるジャンルやカテゴリーにおいて、クライアントが掲げる目標(出世、勝利、人格形成、自己実現など)を手助けできるスキル(対話術)を持った人とされています。

『実績や知識が無くてもできる』という点が、一般に知られている『スポーツのコーチ』や『受験のコーチ』とは違うポイントで、且つ、多くの人が「自分もプロのコーチになって稼げるかも」と勘違い(※以下で説明)してしまう部分なのでしょうね。

コーチングはうさんくさい!?

コーチングが胡散臭いといわれる理由は良くわかります。

それは、

  1. 『コーチングを受けた時と受けなかった時』を比較することが出来ないから
  2. コーチングスクールがネズミ講的だから
  3. 法外なコーチ料やセミナー参加費を取っているコーチがいるから

それぞれ見ていきましょう。

※以下あくまで僕(一個人)の感想です。

1. 同じ人の人生で比較することが不可能だから

占いや宗教などと同じで、

教えを受けた時と、そうでない時

同じ人の同じ人生で比較することが不可能なことから、

本当にコーチングで良くなったのかどうか分からない。

というのが最大の理由でしょう。

結果が良ければ「コーチングのおかげ」

あまり良くなければ「コーチングを受けていなければもっと酷いことになっていた」

ということが可能だからです。

2.コーチングスクールがネズミ講的だから

コーチになるため、資格などは必要ありません。
※心理カウンセラーになるには、一定の学費と難易度の高い資格が必要です。

そのため、プロのコーチになりたければ、独学でもなれるわけです。

大げさに言うと、全くコーチングのことを知らない人でも、今日から「私はコーチです。」と言えばコーチになれます(スクールやセミナーなどで発行しているコーチ資格は全て『民間資格』ということになります。)

その『民間資格』が欲しい人や、コーチングをまじめに学びたいと思っている人に対し、

「当スクールで学べばコーチになって稼げます!」

「当スクールで資格取得しましょう!」

と謳い、高額の授業料を取るスクールやセミナーがあるのは事実です。

「絶対に儲かる」「あなたも稼げる」などと謳っているところは避けておくのが無難でしょう。

※すべてのスクールやセミナーがそうだというわけではありません。真摯に、純粋にコーチングを広めようとしているスクールも少なからずあると思います。

それでもビジネスだと言うことに違いはありませんが・・・。

コーチングスクールがネズミ講と言ったのは、テニススクールや語学学校などと違い、

『コーチングを教える』というよりは、『コーチを養成する』為のスクールであり、資格発行を餌に収益を得ている(ように見える)からなのです。

コーチングが「うさんくさい」と言われる理由の1つでしょう。

3.法外なコーチ料を取っているコーチがいるから

コーチ業一本で生計を立てられる人は、ほんの一握りだと思います。

だからこそなのか、コーチングを学んでいる時

「1ヶ月にクライアントからいただくコーチ料は、自分が1ヶ月生活していくのに充分な料金を。」

と教えられたことが何度かありました。

「よく”自分は実績が無いから” と遠慮して少額のコーチ料しか貰わない人がいますが、それでは生活できない。ボランティアではないのですから」と。

しかしこれは裏を返すと

「自分のスキルは度外視して、自分の都合だけ考えろ」

と言っているようなものです。

だからなのか、プロとして一定の収益を得ている人のコーチ料は、非常に高額な場合が多いです。

特に、著書が売れていたり、動画で再生回数の多い、コーチとしてある程度名前が通っている人の場合は、セミナーに1度参加するだけで10万円を超えるものもあり、驚いた記憶があります。

しかし「それでも受けたい!」という人がいるわけですから、一概に法外とは言えず、しかもスポーツや芸能人などと同じで、ごく一部の人しか真の(それだけで生活できる)プロにはなれない世界。

その中でトップになった人のコーチ料やセミナー料が高額なのは、ある意味当然なのかもしれません。

コーチングに関わる人って、どんな人?

コーチングに関わろうとする人には、大きく分けて2タイプあると思います。

  1. 自身がコーチングを受けることで、目標達成、または自己形成しようという人。
  2. 自身がコーチになって、他人を救おう、または生業にしようとする人。

コーチングを学んでいる人って、どんな人?

意外と真剣に取り組んでいる人が多い

コーチング自体は、(特に海外の)政治家やCEO、スポーツ選手など「成功者が活用している」と賞賛を受ける一方、「うさんくさい」「マルチ商法」など良くない噂が立つなど、賛否両論です。

しかし、学んでいる人に関しては、まじめに「誰かを救おう」「他人の目標達成の手助けがしたい」「その結果、喜びを分かちあったり、仕事に出来るなら、こんな素晴らしいことはない」など、真剣に考えている人がほとんどのように感じました。

コーチングを教えている人って、どんな人?

大きく分けて2タイプ
  1. 資格はもっているが、あまり収益は得られていないコーチ
  2. 一定以上の収益を得て、仕事として成り立っているコーチ
※画像はイメージです。

コーチングスクールについて

一方、コーチング『スクール』はどうでしょうか。

僕は、コーチング『スクール』は、所詮ビジネスでしかないと考えます。

僕が当時通っていたのは、比較的リーズナブルな価格で、比較的簡単に資格が取得できるスクールでした。

コーチとして活動を始めるためには資格が必要だ」と考えていた為、とにかく出来るだけ安く、資格が取れそうなスクールを選んだのです。

そのスクールでは、4段階のコースに分かれていて1コース2万円~3万円。

「4コースすべて受講すれば資格がもらえる」といったものでした。

つまり資格を取得するには11万円~12万円が必要ということになりますね。

※結局僕は、コースを2つまで受けたところで受講を止めました。

多くのコーチ、生徒、クライアントさんと出会う中で、「コーチになりたければ、独学でもなれるし、資格は必要ない」と気づいたから。

実際『資格があってもコーチだけでは食べていけない人』を何人も見てきました。

結局は資格の有無ではなく、才能と努力を併せ持った人しか、稼げるコーチにはなれないのです。

※画像はイメージです。

コーチングを学んで良かったこと

「レセプターが立つ」「sus」(※)というコーチング用語がありますが、これはなるほどと思うことが良くありました。

※興味を持っているもの、強く意識している事柄、物事、テーマなどは、意外なほど情報が得られる(関連話が舞い込んでくる)、というもの。

しかしこれは、コーチングを学んでいるいないに関わらず、ある意味自然の摂理だと思います。

コーチングで食べていけるか!?

もし僕が今、知人から「コーチングの資格を取りたいので、どこかのスクールに入学しようと思う」と相談されたら、

「やめておいた方がいい」

と回答するでしょう。

コーチングビジネスについては、あくまでビジネスだからです。

ここまでの話の通り、コーチとして生計を立てられる人はごく一部の人だけです。

他のプロフェッショナルと同じで、相当の才能があるか、血のにじむような努力をした人、またはその両方を備えた人だけがなれるものなのです。

資格が無くてもコーチにはなれますし、スクールに行かずともコーチングを学ぶことはできます。

それに本物のプロになるような人は、他人に相談などせず、まず行動しているでしょう。

才能溢れた人であれば、勉強する前に既に周りから『いつも相談される』ような空気感を持っているのではないでしょうか。

※画像はイメージです。

僕が見た中で、最低限稼ぎがあるコーチは

  • コーチングに対する並々ならぬ情熱を持っている
  • 生まれながらにコーチとしての資質を持っている

の、どちらかだと感じました。

コーチングで人格形成できるか(理想の自分になれるか)!?

僕の場合に限ってお話しします。

コーチングによって大きな変化が生まれることはありませんでした。

僕は空気が読めすぎる反面、思ったことは言わずにはいられない性格です。

それが原因で、会社員という立場も彼女も失ったと思ってきました。

コーチングで、この性格を治せたら・・・。

できることなら、周りから尊敬されるような人物になりたい・・・。

とワラにもすがる思いで学び始めたのですが、僕の場合、特に変化無しだったと言えます。

もちろんコーチングを受けた直後や、コーチング動画を見た時などは

「なるほど!自分もこれで変われるかも!」

と思ったものです。

しかしいざ現実や日常に戻ると、イヤな人と遭遇したり、イヤなことに直面したり、また、自分のイヤな側面が出てしまったり・・・と、結局元の自分に戻ってしまうのです。

コーチングで目標達成できるか!?

※画像はイメージです。

僕は45歳で仕事を無くしたとき、コーチングに限らず様々な自己啓発本を読みあさり、動画を見たり講演会やセミナーなどにも参加しました。

と、同時に仕事のスキルを身につける為、プログラミングや英語、法律なども学びました。

結論としては、コーチングだけでは目標達成はできません。

あたりまえのことですが、それぞれ自分が持っているスキルや才能、それをどう伸ばすか、の助けになるのがコーチングやメンタルトレーニングなのだと思います。

何も持たない人が

『コーチングを受けることによって自分を見つけ、自分の好きなことを見つけ、それに没頭し、成功者になる』

などあり得ないのです。

僕がおすすめする『自分に自信をつけたり将来が楽しみになる日々を送る方法』は、

まずスキルを身につけるか能力を磨く。そして何より『楽しく没頭できる何かを見つけること』が最高の成功法則なのではないかと考えています。



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